少し前に書いた記事に、地球温暖化の原因は6分の5ほどが自然変動によるもので、残りの6分の1ほどが人間の活動によるものだとされているという記事を見つけて、毎日毎日耳にするエコロジーキャンペーンって何なんだろうと、ずっと気持ち悪い状態でしたので、「気候ネットワーク」事務局長、田浦健朗氏のお話を聞きに行きました。
近頃はTV番組不信病気味なので、自分で足を運んで聞きにいくのが一番良いような気がして、小雪舞う中行ってきました。
地球温暖化の原因は?(過去記事)
「集まれ!奈良の自然エネルギー2008」
本当に減らせるの?CO2 〜世界と日本の最新情報から〜
田浦 健朗さん他何人かの方のお話をたくさん聞かせていただいたのですが、全部書けないので自分が疑問に思ったところをまとめます。
(疑)地球温暖化の原因は6分の5ほどが自然変動によるもので、残りの6分の1ほどが人間の活動によるもの?
(答)IPCC第4次報告書では
・気候システムに温暖化が起こっていると断定
・人為起源の温室効果ガスの増加が原因とほぼ断定 90%以上の確信
温暖化懐疑論は決着している。
(疑)エコロジーに力を入れても温暖化は進む?
(答)2030年までは、社会シナリオに関係なく10年当たり0.2℃の気温上昇があります。
2100年までに、気温上昇は、1.1℃〜6.4℃と予測される。
環境保全重視すると 1.1℃〜2.9℃
化石燃料重視すると 2.4℃〜6.4℃
今私たちが、環境保全重視の正しい選択をすると気温上昇1.1℃に抑えられる。
(疑)「地球温暖化が進んだ世界をあなたは想像できますか?」やゴアさんの映画「不都合な真実」は大げさだったり、ウソだったりなのか。
(答)確かにゴアさんの映画では表現の上で問題な所もある。
例えば海面上昇では、映画の内容の海面上昇6〜7m上昇は100年後には起こらないだろうけれども、数百年後には起こる。
20世紀の100年間で17cm上昇しました。
2100年までに海面上昇は18〜59cmと予測されます。
・環境保全重視すると18〜38cm
・化石燃料重視すると26〜59cm
な〜んだ、そんだけかと思ってはいけません。
台風や高潮などの被害がものすごい事になります。
しかも、高潮現象は増加します。
よく言われている温暖化に伴ういろんな現象、災害のほかにも予測のつかない事態が起こる可能性があります。例えばシベリアの永久凍土が融解してメタンが放出されると、メタンはCO2の2倍の温室効果がありますので温暖化に拍車がかかります。
私達は、病気になっても初期の段階なら養生していれば回復する力があります。地球も同じですが回復不可能なポイントを超えてしまうと、もう元には戻れません。
気温上昇2℃を超えるあたりがそのポイントと言われているそうです。(科学者によって3℃、4℃と言う人もいる)
そういう事態は絶対に避けなくてはいけません。
その正しい選択をする期間が今から10年から20年の間。その間に対策しないとそのポイントを超えてしまう可能性があります。
なので、待った無しなのです。
温暖化による影響は気象現象だけでなく、それに伴って私たちの健康や経済に大打撃を与えます。恐慌2つくらいの大打撃だそうです。
私達は、未来の人たちから地球を預かっているのです。なので、前の記事のコメントに私が書いた、「責任を感じすぎないようにしよう」と言うのは間違いで、未来の人達に地球を渡していく責任があるわけです。
まだまだたくさんのお話が聞けたのですが、このへんにしておきます。最初はレジュメを見て疑心暗鬼に思いましたが。実際にお話を聞きに行くのと受身で情報を聞くのではずいぶんと感じ方が違います。
同じ科学者でも違った見方をするものですね。
ポスト京都「米中参加に全力」 福田首相、ブレア氏に表明
【ダボス(スイス東部)26日共同】世界経済フォーラムの年次総会「ダボス会議」に出席した福田康夫首相は26日午後(日本時間同日夜)、ブレア前英首相と会談した。福田首相は、温室効果ガス削減に関する新たな国際的枠組み(ポスト京都議定書)の構築について「主要排出国である米中両国の参加に全力を挙げる」と表明した。
同時に「そのために全体の枠組みが緩やかなものになってはならない」とも指摘した。
ブレア氏は、7月の主要国首脳会議(北海道洞爺湖サミット)に関し「議長国である日本のリーダーシップに委ねられている」と述べ、すべての主要排出国が「問題解決に向けた原則」に基づき参加する枠組み実現へ指導力発揮を要請した。
首相はこの後、スイスのクシュパン大統領とも会談し、気候変動問題での日本の取り組みについて「素早い対応を取ることが求められている」と表明した。
2008/01/27 11:54 【共同通信】
2008年01月27日
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Excerpt: ダボス会議しんぶん赤旗... 日、スイス・ダボスで開かれている世界経済フォーラム...
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「何もしない限り環境破壊は続くのです」
僕も人為的な要因が多いはずだと思います。
だけどそれを除いても大事なのは現実。
一見海面上昇もmでなくCmで、なんだぁといわれるかもしれませんが海抜0m以下のところも世界中には沢山あり、確実に水没するということです。
「もはや誰がとか何が原因かということは余り問題ではない」僕は前回それだけが言いたかった事だったんです。
何だか誰かの利益のために踊らされるのは嫌だなぁと思っていたんです。民放TVだとCMが必ず入るから。それでウソの情報だったりしたら・・・。
「私達は、未来の人たちから地球を預かっているのです。」
ここの所で「踊らされても、誰かの利益になっても良い」と思ったしだいです。
でも、環境保全重視には、お金かかりますよ〜。
感謝します。
ずいぶん昔の話になりますが、高校生の頃
ある先生が「このまま環境破壊が進むと人
が暮らせなくなる」という話をした時に、
ある生徒が「人は環境に順応する力はスゴ
イもんだろう」という事を言ってました。
改めてそんなことを思い出した次第です。
私もいつもは遺跡のお話しばかり聞きに行っていて、環境のお話を聞きに行ったのは初めてで、大変興味深かったです。
どうやらその適応能力を超えてしまいかねないようなお話でしたよ。
まぁ、取り越し苦労だったら良いけど、石油もあと数十年持たないといわれてるようですし、生活も考え方も切り替えざるを得なくなるのかもしれません。